第01回 ゴジラ/ FINAL WARS
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第01回
ゴジラ/ FINAL WARS


 遅れ馳せながら、観ました「ゴジラ/ FINAL WARS」。
 いやはや、もぉ、何と言いましょうか。金返せバカヤロー! ですなぁ
 冒頭の旧轟天対ゴジラ戦から新轟天対マンダの戦闘シーンまでは、かーなり期待してたんですが(テンションを下げてくれたラジオ体操は除く)、いきなりのケイン・コスギと松岡昌宏(まつおかまさひろ)の似非アクションシーンで更にテンションダウン↓。
 だいたいさぁ、日本の映画に出ようってんなら日本語ぐらい流暢に喋れるようになってからにしやがれってんだ。
 それに、あのナチスSSばりの制服のセンスは一体ナンなんだろ。えっらく趣味悪いんですけど。
 更に諸悪の根源たる菊川玲(きくかわれい)の登場で、もぉ墜落寸前。
 しかし何だねぇ、「バンキシャ」観てても思いますけど、あのひとは感情を台詞に出すのがヘタ過ぎだよ。
 あれで女優って言われてもなぁ、今流行りのツンデレ要素が在るわけでも無いし、なまじ中途半端に頭良さげな分性質悪いよなぁ。
 そして、颯爽と登場する宝田明(たからだあきら)。もう、頼むから止めてくれってくらいに観てらんない。
 X星人役の伊武雅刀(いぶまさとう)はイイ仕事してるんだけど、それを蹴飛ばしてくれるのが北村一輝(きたむらかずき)
 ハイテンション系のキャラのつもりなんだろうけど、ぜんっぜんダメ。観ててサブイボ立っちゃったよ。
 どうして敵のボス役は伊武さんのまま行かなかったのだろう? 「旧き時代は俺がぶち壊す」なーんてバカな事考えたのかねぇ、あの監督は。
 あとは、新、旧、双方の轟天号の乗組員たち。なーんか日本人ってのは絶叫の表現がヘタだなーと実感してしまった。
 …とと、話を戻して、特撮シーンは綺麗でした。まぁ今の技術があればあの程度は当たり前かとも思えますが、それにしてもアンギラスの使い方やカマキラスの高速移動等は観ていて気持ち良かったです。
 但し、如何せん一つ一つの尺が短すぎる。色んなモン出し過ぎてるせいで酷く薄っぺらい印象だけが残った感じ。
 でもまぁ、ゴジラとモスラ以外の怪獣がヘタに味方に付かなかったのはイイ感じでした。(アンギラスも敵対してたし)
 それでも許せなかったのは、ジラ(ハリウッド版ゴジラ)対ゴジラの時に敵の司令官が「マグロ食ってるようなヤツはダメだ」とほざいた所ですねぇ。
 「ハリウッド版ゴジラ」ってのは、日本の特撮映画の最高峰たる「ゴジラ」をアメリカ為りの解釈でキチンと租借して更に原作へのアンチテーゼも忘れずに取り入れられている作品ですよ。
 それをタダのパチモン扱いするような台詞を入れてくるとは、この北村龍平(きたむらりゅうへい)という監督、一体どーゆー神経しているんだか。
 そんな台詞で他人をバカにするようなテメーの作品は何なんだと言われれば、「マトリックス」のパチモンじゃねーかと。
 さらに腹が起ったのは、バカそうなガキが口の周りをチョコでベロベロにしながら「カメ」のヌイグルミを暖炉に放り込むシーンですね。
 ふざけんじゃねーぞ、と。てめーらにガメラを比喩する資格なんざ無ーんだ。
 と、まぁ、色々書きましたけど要するにレンタルで一回観れば充分な作品でした。

第01回 完

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